ゴシックロリータの化粧って…

ゴシックロリータファッションで印象深いものの一つとして、化粧を挙げることができましょう。あくまでも私の感覚なのですが、ゴシックロリータのファッションというと、服よりもメイクの方が重要。

ゴシックロリータファッションにおいて、服装もメイクも勿論欠くことは出来ないでしょう。

ただし、

@ゴシックロリータの服装をしつつメイクがそうではない
Aゴシックロリータの化粧を纏いつつ、服装はゴシックロリータではない

@Aを比較したときに、よりゴシックロリータらしさを感じるのは、私にとってはAなのです。

私自身がゴシックよりの人間だからかもしれませんが、ゴシックロリータファッションに対して「可愛い」という形容の仕方にはどうしても違和感を覚えてしまいます(もっとも「感性を刺激する」といった意味での可愛いなら別ですが)。私にとってのゴシックロリータは、「可愛い」というより「怖い」という要素の方が強い…その怖さも、美がもたらす怖さなのですが。

美がもたらす怖さというと、やっぱり19世紀末ですか…

19世紀末の知識人の間で流行した文化として同性愛があります(オスカー・ワイルドなどが有名ですね)。ではなぜ同性愛が流行したのかというと、同性愛が反自然的だからという理由なのです。

自然よりも人工を好むこうした嗜好は、ゴシックロリータの化粧およびファッション全体と通じるものがあるのではないでしょうか。

そうした反自然志向は「芸術のための芸術運動」という形でも表現されました。現実と理想を対比させ、「現実=自然」、「理想=芸術、美」、したがって反自然は美をもたらすものとして捉えられたのです。そうした発想がまた、ゴシックロリータと共鳴するように思えるのは、私だけではないでしょう。

ゴシックロリータにおける化粧と服装…服とはそもそもどんな服であっても反自然です。ところが化粧はというと、手を加えるといった意味では反自然ですが、ナチュラルメイクという言葉があるように、敢えて自然さを強調する方向性もあります。

だとすると、ゴシックロリータという反自然の路線があって、そこから違う方向に反らさせてしまう可能性が高いのは化粧の方、つまりゴシックロリータらしさを演出するのにより重要なのは化粧なのかもしれない…などと考えてしまいました。
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